デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

秋田より釣果報告21’ #05【6月後編:「よんじゅう いわな」の興奮と酩酊】

 さぁ、オオトリの登場 です!

 6月中旬を迎えようとする秋田の溪で、手練れ釣り師たちの溜飲を下げさせてくれたイワナは、40㎝を越える体躯立派な尾鰭を誇る個体でした。 

 このレポートを送って下さったのでは、もはやお馴染みとなった秋田のリバーモンキーズはじめさん & 相棒さんのご両人です。

 なお、はじめさんのブログ「イチゴイチエ ノ サカナタチ」もご覧ください! 

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  • 1:6月12日の釣り
  • 2:雑感と御礼
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とりあえず作ってます!

 「デンキチ小父、ルアー作りやめたんだってよ?!」なんて変な噂が立たないうちに、製作の痕跡をしたためておきましょう(笑)。  

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  目下、例年の6月期には似つかわしい混沌が続き、不規則極まる進捗に翻弄されております…が、とりあえずルアーは作れています(汗笑)。

 正直な話、感染症問題が ”こんな形”(ウッド・ショック等々)で仕事に影響を及ぼすとは想像ができませんでした。

 日本という資源に乏しい島国脆弱性を痛感します。

 原材料の多くを輸入に頼らざるえない島国ゆえの悩みは小さくありません。食料自給率の低さと相まって日本のアキレス腱になってますね……。 

  • 1:Lake-ist series の微弱な変化
  • 2:今夏のハンドメイド展望
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秋田より釣果報告21’ #03~04【6月前編:渓流釣りの愉しみと難しさ】

 春先の予報では、早目に梅雨入りして遅く梅雨明けする…即ち、梅雨の期間が長くなると聞き及んでいたはずですが、いざ蓋を開けてみればさに非ず

 例年と比較して、入梅1週間以上遅くなるといった具合。(これに連動して、梅雨明けが更にズレ込むとなれば…それはそれで厄介ですね。)

 全国的に”そんな感じ”みたいですねぇ。解析技術が向上しても、昨今の気象中長期的に予測するのは、相変わらず難しいという事なのでしょう。 

 そんな「梅雨空の様な話」はさておいて…。 

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  去る釣果報告記事に引き続き、リバーモンキーズ はじめさん & 相棒さん釣行・釣果レポートをアップさせて頂きましょう。

 こんな空模様ですし、地域によっては強雨で釣りができない秋田の溪をとりまく自然の趣で目と心に潤いを与えて頂ければ何よりです(微笑)。

 はじめさんのブログ「イチゴイチエ ノ サカナタチ」もご一読下さい!

  • 1:6月4日の釣り
  • 2:6月7日の釣り
  • 3:雑感と御礼
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秋田より釣果報告21’ #02【五月の溪は 岩魚で鯉のぼり!?】

 秋田から心地良い涼風が届きました。

 送り主は、秋田のリバーモンキーズ はじめさん。

 ご両人が活写する溪の潤いが同居した素晴らしい写真趣あるレポートを見る度に思うのは、釣りというパーソナルな愉しみが、当事者ではない人間の心にまで癒しを与えてくれるという事実…。

 素晴らしいの一言です(微笑)。

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 四の五の言わず、リバーモンキーズ「五月の釣り」を眺めて参りましょう。はじめさんのブログ「イチゴイチエ ノ サカナタチ」もご覧くださいね。

  • 1:5月23日の釣り
  • 2:雑感と御礼
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【釣行速報#09/R3】完敗宣言!

 週明け早々に朝駆けをば。

 川止めを前にした「最後の釣り」になりそうな気配が漂い始めたこともあり、期待薄の状況を承知で足を運んでみました。

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 6月中旬に入ったと云うのに、恵みの雨が一向に降らないので、上昇傾向にある水温の影響と相まって水質も悪くなる一方です。

 川底のヌルも更に極まってきたし、水の匂いもきつくなってきていました。フックに絡んでくる藻のせいで手返しも悪くなる一方ですし…。

 そんな事もあって、前2回の釣行時よりも水勢を意識し、各ポイントではじっくりと責めることに徹しましたた…が、魚信は得られず(微笑)。

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可憐な花が慰めてくれました。

 という事で、一時撤退を決めました。

 一旦「完敗宣言」ですね(微笑)。

 それでも晴々とした気持ちです。僅か3回という釣行機会ではありましたが、「故郷の川」が私に見せてくれた野生の姿は、私にとって過分な収穫となりました。

 ともあれ、4月12日以降の釣行において「川」と「魚」と「私」のサイクルを合わせることができなかったということなのでしょう。

 「海から川へ帰ってくる魚」を釣ることの難しさを改めて感じました…と同時に「やりがいがある釣り」であることも再確認できました。

 自宅のリビングで珈琲を啜りながら「釣りができる幸せ」をひしひしと感じているところです(微笑)。

 

【釣行速報#08/R3】遡上鱒の残像を追って

 珍しく連日の朝駆け

 足を運んだのは、昨日よりも1つ上の区間…。

 結果は推して知るべし(微笑)。

 でも、落胆には及びません。

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ひと通り流し終えて…の図

 直近3シーズンで感じ取ることができたサクラマスの残像は、川止めまでの数週間を費やすに十分な動機を与えてくれています(微笑)。 

 「故郷の川」で竿を出していると、様々な映像が瞼の裏に浮かんできます。

 かつて釣りあげたサクラマスの姿…。

 一昨年釣り損ねたサクラマスの姿…。

 岩盤に穿たれたスリットの中で、身を擦るようにして遡上するサクラマスの姿…。

 それらは、生命の滾りそのものでした。

 未熟な釣り師の前に、数多の残像を焼き付けてくれた「故郷の川」サクラマスに感謝しつつ、川止めまでの時間を楽しみたいと思います。

 

 さてと…。

 今日は、私が担当する建築士講座最終日です。

 近々本番を迎えようとしている生徒さん達の顔を見るのが楽しみですね。教える側の私も、眠気を退散させるべく特濃カフェインを注入してから、予習とロールプレイに勤しもうと思います(微笑)。

 

【釣行速報#07/R3】市街地ゲリラ戦開幕!

 ホヤホヤの釣行速報にて(微笑)。

 去る5月の反省もあって、今月に入ると直ぐに「故郷の川」の各所(指標にしている定点観察エリア)を様子見すべく足を運んでおりました。

 がしかし、過日の降雨も、川の状況を好転させるまでには至らず、しびれを切らした私は、本日早朝より市街地ゲリラ戦を開始しました(呆笑)。

 というか…そもそも遅過ぎなんですけどね(爆)。

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納竿の図

 結果は、言わずもがなの丸ボウズ

 でも、足を運んで良かったと素直に感じています。

 川の流れは貧相で、ややもすれば「かつての悲劇」を想起させましたが、此度の釣行で「自然の営みを信じてみよう!」と思い至りました。 

 我が「故郷の川」に戻ってくる  は逞しい!

 例の如く6月21日から「川止め」も控えているので釣行機会は限られますが、彼らを信じて通ってみようと思います。(鱒にしてみれば迷惑な話ですがね…。)

 話の筋が少し変わりますが…。

 コロナ渦の影響が思わぬ方向から発現してきた建設業界

 オイル・ショックならぬリーマン・ショックならぬウッド・ショック黒い影が、私の周辺にもヒタヒタと迫ってきた感があります(悲報)。

 先々の事を考えると鬱々としてきますが、これまで呑み込んできた毒を思へば、なんとかやり過ごせると信じています。

 自分にできることは限られます。されど、こんな時だからこそ擦り減る釣りではなく、心にゆとりが生まれるような釣りを心掛けたいですね…。

 そんな中で願う魚に出会えたら幸いです(微笑)。