とりあえず作ってます!
「デンキチ小父、ルアー作りやめたんだってよ?!」なんて変な噂が立たないうちに、製作の痕跡をしたためておきましょう(笑)。
目下、例年の6月期には似つかわしい混沌が続き、不規則極まる進捗に翻弄されております…が、とりあえずルアーは作れています(汗笑)。
正直な話、感染症問題が ”こんな形”(ウッド・ショック等々)で仕事に影響を及ぼすとは想像ができませんでした。
日本という資源に乏しい島国の脆弱性を痛感します。
原材料の多くを輸入に頼らざるえない島国ゆえの悩みは小さくありません。食料自給率の低さと相まって日本のアキレス腱になってますね……。
1:Lake-ist series の微弱な変化
かれこれ、2カ月余り前から着手しております。という事で、4月29日以降の記録を抜粋し、インスタント備忘録とさせて頂きましょう(汗笑)。
現在手掛けているのは、湖沼に棲む鱒族を狙うためにシリーズ化した「Lake-ist series」の Arco‐twin(アルコ・ツイン)と Flecha(フレチャ)です。
そもそも、私の気性からすれば「湖沼用」という風にルアーの用途を限定するのは本意ではないのですが、あの当時は”そんな気分”だったのかなぁ…と。
まぁ、追波川サクラマス釣行を止めるに至った状況や、サクラマス釣りに対する意欲を陸封サクラマスへトレード・オフせざる得なかった状況を、自分なりに咀嚼しようとしていた表れなのだと思います(微笑)。
といった経過を踏んできた「Lake-ist series」でしたが…。
追波川のサクラマス釣りも復活したことだし、こ奴らを日高見の流れに浸してやろうと考えるに至りました(祝砲)。
この試みで、こ奴らの深みが増せば嬉しいのですが…。
とは言いながらも、昨年の内に組んでいたブランクを使っているので、何某かのチューン(内臓ウェイトの変更等)を施しているわけではありません。
なので、せめてカラーだけでもテイストを変えてみようと…。
ともあれ、チューンの要否は実釣で見えてくるでしょう。釣り座で軽微なチューン(板鉛・糸鉛など)が出来るように準備しておかねばなりませんね。
とまぁ、そんなこんなの経緯はともかく…。
去る5月24日の段階でアイの装着を済ませ、6月頭までにトップコートを終え、現在は養生ボックスの中で大人しく懸垂しております(笑)。
残る作業はリップの装着ですね。冒頭で綴った通り、本業の方でバタバタが続いているので、もう少し落ち着いてから手掛けようと考えています。
まぁ、こ奴らの出番は来シーズンですから焦る必要はないでしょう。
2:今夏のハンドメイド展望
ここ数年来、全国的に6月の気候が不穏になってきており、湿度のみを配慮すれば足りるといった状況ではなくなってきていますね(悲報)。
そんな事もあって、製作するミノーの数(此度は6本)を減らしてきましたが、その先読みは間違っていなかったと感じています。
以降7月~9月初旬までは(状況にも因る)ミノーの製作を控え、鋳造系や鹿の角を使ったクラフトを手掛けていこうと考えています。
といった具合の予定(妄想?)を立てております。
特に、鹿の角では悪戦苦闘が予想されますが、何かしら新しい体験が出来そうな気がしていて、今からワクワクしています(笑)。