デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

四月の釣り【起の巻】復活の狼煙 立ち昇る!

 何をどう記したらよいものか?

 何から綴ったらよいのだろう?

 こうした逡巡を繰り返した結果、分かった事がありました。

 そう……私には、3650余日という追波川断竿の時間を終えた直後に起きた歓喜の出来事語り尽くす術が全くなかったのです。 

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 しかし、それは当たり前のことだとも言えましょう。

 その10年は、その1年は、その一カ月は、その一週間は、その一日は、その一時間は、その一分は、その一秒は、誰にとっても一生に一回しかない稀有な瞬間であるからこそ、「あの日のこの瞬間」という刹那に起きた出来事感情精緻な言葉で著すことは極めて難しいものなのです。

 とまれ、復活釣行を終えて以降、機が熟すのを待ちましたが、過不足なく総括ができるのは釣りを辞める時だと観念するに至り、キーボードを叩くことにしました。

 追波川を舞台にした四月の釣り「起の釣り」と捉え、一生の思い出となるような復活釣行にしようと準備してきた末の結果を、卒なく記す文才はありません。

 しかし、山と海を繋ぐ「川」を往来する自然の恵みとの再会を果たせたという「点の記」を遺すことはできたと自負しております。

 例の如く長文駄文ですが、お時間の許す方はご一読下さいませ。 

  • 復活の狼煙 立ち昇る!
    • 4月12日の釣り
    • 4月26日の釣り
    • 四月の釣り「起の巻」雑感
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強風の追波川にて【上品山に浮かぶ黄昏月】

 本日4月26日

 現着15時から日没までの夕暮れ釣行を敢行。

 早朝の天気予報で岩手と福島の両県に暴風警報が出ていたものの、午後になれば収束すると考え「ままよ!」の精神で追波川へ向かいました…が…。

 現地の状況は、いわずもがな。まぁ、天気図を鑑みればやむなしでしょう。猛烈な北風(4月27日訂正:立ち位置からすると北東の風)を受け続けたので、体感「3月初旬の釣り」でした(鼻水)。

 でもって結果は、当然の如く「片思い」

 成果と云えば、千代櫻が強風をものともせず飛距離を稼いでくれたことと、この追波川Tornillo が使えそうだという手応えを得たこと位かな(微笑)。

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 最後のキャストを終えて、河口の方角を見やりました。

 上品山(じょうほんさん)の頭上に黄昏月が浮かんでいました。

 かみさんに「今から帰還します。漁獲高は0です。」とLINEすると、直ぐに「お風呂沸かしてます。」との返事がきました。

 これを幸せと呼ばずして何を幸せというのでしょう。超安全運転で帰路についたことは言うまでもありません(微笑)。

 帰宅して直ぐにひとっ風呂浴びて、しらすおろし冷奴を肴に久しぶりの焼酎芋焼酎黄猿)を堪能しました。

 釣果には恵まれませんでしたが、広大な空の元、冷たい北風を受けながら、そして鼻水を流しながら、日没までルアーを投じることが出来た喜びが勝りました。

 この「新鮮さ」は失いたくないものですね(微笑)。

 とまれ、この釣行をもって、私の4月釣行は終わりを告げそうです。

 この21’シーズンの4月釣行は、正に「起の釣り」そのものでした。恐らくGW開けから「承の釣り」を展開することになるでしょう。

 細く弱々しかった光明が、だんだんと太く力強くなってきたような気がしています。それを信じて、山あり谷ありを楽しんでいこうと思います。 

 追伸:釣行録の詳細(前段4月12日の釣行を含め)は、例年に習って翌月5月初旬に更新する予定ですので、今暫くお待ちください。

 

私的解禁釣行後のスタメン再編成

 21’シーズン私的解禁釣行にして、10年振りとなる追波川サクラマス釣行を去る4月12日に終えることができました。

 幸いにも、初手で目指す魚に辿り着いたわけですが、実釣を通して幾つかの改善点が見つかったことも事実でして…。

 故に、サクラマスの香りが充満する車を走らせながら「この駄目さ加減をどうにかしてやらねば…」と考えを巡らせてていたわけです。

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 といっても、何はさておき汚れ物を綺麗にしなければなりませんよね。

 …ってなわけで、翌朝早くから、タックルにまとわりついたサクラマス(当日は香り→翌日は臭)を存分に堪能しつつ、フレッシュ・ランの鱗が付着したランディングネットロッドリールを洗い、汗と涙と鼻水がついたであろうベストグローブを洗濯し…といった後片付けに始終しました(汗)。

 でもって、それらが乾燥した翌々日(14日)の夕刻から今朝(24日)に掛けて、諸々の調整・再編に着手とする仕儀となったわけです。

  • スタメン再編成
    • タックルを巡る悲喜交々 
    • 鋳造スプーンの巻
    • ミノーの巻
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秋田より釣果報告 21’ #01【春溪の芽吹き】

 待望のレポートが届きました。

 釣行の舞台は、仙台から北西へ250km余り離れた秋田の溪

 雪解けの水が温むには未だ早い秋田の溪訪れた春溪の芽吹き」を伝えてくれたのは、秋田のリバーモンキーズ はじめさん & 相棒さん です。  

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 レポートに添付されてきたファイルの中は、溪の鮮烈な流れ可憐な山野草が織りなすハーモニーに溢れていました。

 これぞ「日本の奥ゆかしい春」ですね…(感涙)。 

 彼のブログ イチゴイチエ ノ サカナタチ もご覧ください。

  • リバーモンキーズの解禁釣行
  • デンキチ通信
  • 他の2021年 SLFA釣果録
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21’ Spring Collection【掌の中で育まれた木片小魚たち】

 春うらら

 「うらら」とは、 春の柔らかい日差し穏やかな心模様を表した「うらうら」という言葉が語源になっているそうです。 

  今オフシーズンの間に製作した木片小魚たちも、いずれ近いうちに春の陽光を浴びることになるでしょう。

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  • 1: For Parahucho perryi
    • A:猪牙 参 陸拾型
  • 2:For Oncorhynchus masou
    • A:如意桜
    • B:鵟櫻(きょうおう)
    • C:隼櫻(しゅんおう)
  • 3:For Landlock
    • A:Ballesta
  • 春コレ雑感
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サクラ サク 

 2021年4月12日。

 10年振りとなった追波川にて夕刻の2時間余を過し、ついに追波川大学・櫻鱒学部悲願再入学を果たす。

 一年坊主が賜った追波川の恵みは、62cmの銀鱗なり。

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 謝辞

 我が「釣り無しの年月」を支えて下さったSLFAメンバー(Tomizy軍団・はじめさん・ゆっきーさん・Tom先輩)、そして拙ブログを通して心温まる交流を続けてくださった皆々様へ感謝を述べさせて頂きます。

 ルアーを作り続けることでしかサクラマスに対するモチベーション維持することが出来なかった私にとって、皆さんとの交流大きな支えになっていました。 

 10年振りの初陣で良型のサクラマスに巡り合えたのは、皆さんのお陰でもあります。

 本当に有難うございました。心から感謝しております。

 追伸:釣行レポート(デンキチ釣行録)は、例年に習って、翌月初旬に掲載する予定ですので、今暫くお時間を頂戴します。