北海道より釣果報告21’ #03【12月の雨鱒DAY】
北海道のゆきひろさんから釣行を知らせるLINEが入った時、私は暖かい布団の上に寝転がってストレッチをしておりましたよぉ(恥笑)。
寝ぼけまなこでLINEの一文を読んだ途端、白銀の世界の中でロッドを振るうゆきひろさんの姿が想像され、一瞬で体が目を覚ましました。
それでは、ゆきひろさんのブログもご覧くださいね。
此度も、ライブ感あるゆきひろさんの文面・画像と合わせて、デンキチ小父の雑感を交えさせて頂きます。どうか、お時間の許す方はご一読下さいませ。
12月の雨鱒DAY
時は12月6日 07時03分。「おはようございます!早朝からスタート。気を抜いていたら安定のバラシからスタートでした(泣)。」
暫くして、本命のイトウ?!をばらしたルアーの写真(上写真/下リンク先を参照下さい)を送ってきてくれました。
拙ミノー 猪牙 参 陸拾型(コードネーム:チョキ3)の背景はザラメ状の雪…。やはり、がっつり雪が積もっているのですね…。
そして08時26分。「やっとアメマス出ました。画像撮る時に逃げられました(涙)。40ちょいでした。」とのLINEが入りました。
その後、お昼を周った14時19分。「今日はアメマスが凄いですね!50ちかくでした(笑顔)。」との一報が複数の写真と動画と共に届きました。
ヒットルアーは、2020年モデルの猪牙 弐型ですね。
有機的な水色の中で、ギョロっとしたアワビベースのアイが際立ちますね。バックの配色(クリアブルー&クリアイエロー)も悪くはないか…と。
北海道を流れる大河の水色・水質は、雑誌や釣り動画などで見る限り、私がこれまで経験したことがないタイプの水色・水質です。やはり、河川の成り立ちや地質・土壌が影響しているのでしょうね。
ルアーのカラーについては、もっと冒険してみても良さそうです。
夕刻16時過ぎになって、納竿したと思われるゆきひろさんから「本命を出せなかったのが悔しいです。」との一報が入りました。
寒風吹きすさぶ中、こんな遅い時間まで竿を振り続けるだけでも凄いですよね…。ただひたすらに脱帽しているデンキチ小父でした。
そして、翌日12月7日の朝。
脱帽は感動に変わるのです。
「今月はあと行けるか分かりませんが、嫁さんがX川でニジマス、アメマスをやってみたいと言っているので、もしかしたらX川へ行くかもしれません!」
北海道アングラーのド根性に乾杯!
御礼と雑感
ゆきひろさん、寒い中、釣りをするにとどまらず、写真や動画の記録やリアルタイムの報告までしていただき、本当に有難うございました。
LINEが届く度に、写真や動画を釣り好きの職人さん達に見せて自慢してましたよ。「俺の作ったルアーで、こんな立派な魚が釣れているよ!」って(笑)。
彼の地では、70㎝を超えるようなアメマスが釣れると聞きますが、このスレンダーなアメマスとて、作り手の私にしてみれば十二分な成果です。
こうした風貌の魚を眺めていると、その昔、水辺から陸上に上がって爬虫類になり、やがては鳥にまで進化したのかも…なんて妄想してしまいます。
北海道に棲む鱒族は、言葉では表現し難い原始的な香りが備わっているように思われてなりません。人間の想像力を掻き立ててくれますよね…。
此度は、悠久の時を堪能させて頂きました。
ゆきひろさん、どうも有り難うございました!