【22’ サクラマス Preparation #02】三歩進んで 二歩下がる ♬
つい先日、コロナのワクチン接種(1回目)を受けることができました。
接種の進捗・仕組みは、居住地域によって格差が生じるのが通例ですから、そうした異なりへの対応・対処にあっては各人様々だと思います。
かく云うデンキチ小父の場合は、接種のために長蛇の列に並ぶ(過分な時間と労力を伴う行為=ストレスの蓄積)のは本末転倒だと考えていたので、「平時の感覚」で接種できるようになるまで待つ所存でおりました。。
元より特別な立場(医療従事者・高齢者等)にはない人間ですからね。
そんな私たち家族が、ストレスを感じないで接種できるタイミングがあるとすれば、日本国民の接種率が概ね50%に到達する頃合だと睨んでおったと。
そんなこんなで、愛しのホーム・ドクターに予約できたのが9月1日。そして、1ヶ月後の10月1日に接種ですから…。未だにワクチンの割り当てが不充分だという病院側の訴えは、地方の開業医の現実を如実に表していると感じました。
ともあれ、病院の待合室で待たされることなく接種できたわけですし、タイミング的にも、冬場の感染リスクが抑えられるので良しとしましょう(微笑)。
因みに、ワクチンの銘柄はファイザーです。
※下は、厚生労働省のHPなので、安心して飛んで下さい。
1回目の接種ということもあり、特筆すべき副反応は皆無でした。
接種した左上腕部が腫れた程度ですかね…。と云っても、純粋な痛さで云えば、今やデフォルトになっている五十肩の痛みの方が上回ってますし(爆)。
さて、近況はここまでとして…。
備忘録にしたためておきたい事柄が山積してきた今日この頃。
これから始まる長くて短いオフ・シーズンを活用して、心と頭に刻まれた記録の言語化に取り組んで参りたいと考えております。
という事で、うっかりしていると忘れがちなルアー製作記録と参りましょう。此度の主役は、サクラマス用ミノー如意櫻(にょいざくら)です。
お時間の許す時にでもご一読下さいませ。
三歩進んで 二歩下がる ♬
1:下地作りと「365歩のマーチ」
私が、下地作りの工程について触れる時、必ずといってよいくらい綴ってしまうのが「三歩進んで 二歩下がる〜」という文言です。
これは、私が生まれた1968年のヒット曲「365歩のマーチ」の一節です。
拙ブログの稀有で酔狂で賢明な読者の皆様にあっては、もはやお馴染みのフレーズになっていることでしょう(微笑)。
この下地作りという「行きつ戻りつの工程」は、ミノー作りの必須工程とはいえ、余りにも地味であるが故に、ややもするとモチベーションが下降しがち…。
※注意:アレルギー性鼻炎と指先のひび割れに悩む私にとって鬼門とも言える工程なので気が乗らないと云う説アリ(爆)。
けれども、この往年の大ヒット曲の歌詞を脳裏にフワッと浮かべることで、少しだけ気持ちが前向きになるのです。
まぁ、私の意思に関係なく耳に入ってきた曲ですからね…。全くもって、耳に聞き馴染んだ楽曲が持つパワーって侮れませんな(笑)。
昭和歌謡のヒット曲…恐るべし。
※私が本当に好きな音楽は、ブルーズ・ロック・ジャズ・クラッシックです。歌謡曲は嫌いではないですが、アイドルを含めて興味の対象外でした。
この曲を歌う事になった水前寺清子は、関係者(楽曲提供者やプロデューサー)の意図が分からず、歌うことをためらった…と聞いたことがあります。
でも、蓋を開けたら空前絶後の大ヒットですからね。
人生、何がどう転がるか分かりませんな(微笑)。
2:体重測定
おっと、冒頭から話が逸れまくっておりますね。
軌道修正しましょう(低頭)。
という事で、9月16日〜25日までの記録になりますが、何はさておき、下地作り(ディッピング&ヤスリ掛け)を繰り返していたという訳です(汗笑)。
下地が整いだした頃合いに、ウェイトも確認しました。
現況のウェイトは、軽いブランクが7.1gで、重いブランクが9.3gとなっており、目論見の範囲内を推移していることが分かったので、とりあえず一安心。
そんなこんなの下地作りの工程ですが、セルロースによる初期的な下地調整は、とりあえず終了とあいなりました。
がしかし、如意櫻の下地作りは、もう暫く続くのです。
※同時進行の渓流用ミノー Trouper.TM は下地塗装へ移行。
3:下地作りの第2段階
サクラマス用ミノーの如意櫻は、顔に造作を施していることもあり、細かい凹凸をプラサフで消すようにしています。
これもまた「行きつ戻りつ」の作業になるわけですが、この段階になると先が見えてくるので、次工程の段取り(装飾)に意識が向き始めますね。
特に、顔のアルミを貼るのに難儀することもあって、この段階になると「今回はこんな感じで貼ってみようか…。」なんてシミュレートし始めるのです。
使用するプラサフですが、500〜1000番のプラサフ(状態によって使い分け)から始まって、最後は1500番を吹いて終了といった具合になります。
因みに、白いプラサフも市販されていますが、これは材質的にフィットしないと感じていて、現在はルアーの下地調整に使うことはありません。
といった具合に、のんびりモードで作業は進んでいます。
今更ながら「ベリーアイの位置が前過ぎたかな〜。」なんて考えたりもしていますが、ここまできたら「ままよ!」ですよね(汗笑)。
そんなこんなのミノー製作…。
そして、我が掌から誕生する愚にもつかない木片小魚たち…。
優等生とは言えない彼らが、あわよくばサクラマスを連れてきてくれることを願いつつ、日々手を動かしているのデンキチ小父なのでした(微笑)。