サクラマス メニュー
遅ればせながら「あの 追波川の恵み サクラマス をなじょして食べたのか?」という顛末を、備忘を兼ねてご紹介させて頂きましょう。
サクラマス メニュー
食材が天然サクラマスだからとて、特別に凝った食べ方はしていません。
と言うのも、サクラマスの美味しい食べ方を語る時、とどのつまりは「落ち着くところに落ち着いてしまう」というシンプルな結果が見えているわけでして…。
食通ではないので、申し訳ありません(悲報)。
故に、メニューの紹介と云うよりもむしろ、復活釣行直後の場面を含め、改めてサクラマスの旨さを再確認したといった物語に始終しております。
どうかお時間の許す時にでも、ご一読下さいませ(微笑)。
1:復活釣行 その日の顛末
去る4月12日の釣行は、下リンク先の通りです。
そして、追波川の恵みを自宅へ持ち帰ってからの話がここから始まるのです。それは云わば、ちょっとした狂騒曲でもありました(笑)。
帰宅して直ぐに、サクラマスが入ったスチロール箱を台所へ持ち込むと、洗い物をしていたかみさんは、私が抱えた大ぶりの白い箱を一瞥するや「そんな大きい魚が釣れたの?!」と驚愕の顔をしました。
こちとら「いやいや、写真を送ったじゃん!」という感じ……ですが、魚のサイズに驚いてもらうのは、まんざら悪い気はしないのですがね(笑)。
予め、魚の大きさを把握できるようにLINEで写真を送っていたのですが、リアリティーを以て見ていなかったということなのでしょう(微笑)。
彼女とて、日常的にランディング・ネットを見ていたはずなんだけどなぁ…。(シーズン中は玄関に置きっぱなしなので。)
そんなかみさんでしたが、台所のスケジュール(翌日の弁当・夕食の準備)を理由にして「下手だけど私が捌いておこうか?」と申し出てくれました。
で、後日談になりますがぁ……。
当のかみさんだって仕事で疲れていたわけですよ。
でも、私がいつもより興奮状態にあったこと、そして仕事終わりのプチ遠征で困憊していたことを感じ取った彼女は、そんな状態の私に「包丁を持たせたくない!」と感じたそうです(爆)。
いやはや、頭が上がりませんな…。
そんなこんなの余話はともかく、私が自ら捌いたところで、どんぐりの背比べですからね。本音を言えば、車内の片付けやタックルの整理を先に終わらせたかったし、夕食の前に入浴を済ませたかったので、彼女の申し出を有難く受けましたよ。
でもって、風呂から上がって台所に入ってみると、脂がのった分厚いサクラマスの真紅の身がまな板の上に横たわっていました。
「こいつは旨そうだ!」と思いましたね(微笑)。
2:我が家の定番メニュー
天然サクラマスとあらば「生」も美味なのですが、昨今「生食サーモン」が食卓を席捲していますので、そちら方面に便乗するのは止めておきましょう(笑)。
という事で、我が家の定番処をさらりと。
上写真の左上から時計回りに、ガーリック・バター焼き~香味野菜たっぷりのサンガ焼き~ムニエル~ムニエル+チーズといった具合。
因みに、香味野菜たっぷりのサンガ焼きは、捌いた時に骨に残った身をこそげ取ったものを集めて作りました。(※6月5日加筆)
当然、サクラマスも鮭と同じで捨てるところがない魚ですから、汁物・鍋物(あら汁は絶品)にして食しました。(※写真を撮影し忘れてしまいました。)
何しろ3キロオーバーだったので、食べ応えがありましたよ。
因みに、この個体は雄だったようです。
捌いたかみさんに聞くと、鱒子は入っていなかったとのこと。(この時期のサクラマスって、雄雌の判別が難しいんですよね…。)
鱒子が入っていたら、塩漬けなんかもオツでしたねぇ(涎)。それはまた、来シーズンの楽しみにしておきましょう(微笑)。
3:結局は”ここ”にいきつく
平素からエンゲル係数が高止まりしている我が家では、サクラマスを釣って持ち帰った翌日から「ほぼ毎日サクラマス状態」が続きます(笑)。
時には「朝昼晩三食サクラマス」になることもあります(汗)。
で、ですね…。10年振りとなる「サクラマス漬けの日々」を過ごしてきた中で、改めて心静かに考えたわけです。
「何が一番美味しいのか?」と。
やっぱり鉄板メニューは塩焼きです。
そして、その塩焼きの身をほぐした具が入ったお握り🍙が、私にとって最良のメニューにして一番の好物であることを再認識するに至りました。
それは慎ましくも贅沢な🍙なのです(微笑)。
よもや美味しくないわけがないと(微笑)。
来年もまた、追波川の恵みを賜りたいものです。