デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

やっとこさ 巡り会えた・・・のか?!

 秋の深まりを感じる今日この頃…。

 ブログに綴る文字を打ち込みながら、過ぎ去りし10月の日々を振り返ってみれば、ただひたすらに慌ただしく過ごしてきたような気がします(微笑)。

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 それでも、諸々の段取りだけは忘れませんでした。

 やはり嗜好分野の雑事は、何にも増して優先と(笑)。いざ着手するという時に、何かが不足して出鼻を挫かれるのは心外ですものね。

 と云うことで、此度は今秋10月以降に買い集めてきた備品類を切り口に、ここ数年来の懸案事項となってきた老眼対策ツールについて綴っていこうと思います。

 お時間の許す時にでも、ご一読賜れれば幸いです。

 

やっとこさ 巡り会えた・・・のか?!

1:オフの買い物は段取りの事始め

 冒頭の写真に写っている品々ですが…。

 総じて小物に始終しております(笑)。 

 いわゆる「補充」って奴ですね。

 まぁ、これも段取りっちゃぁ段取りですな。

 内訳は、平打ちのスプリットリングスイベル(2種)。そして、初めて使ってみることにしたJa‐doクロススナップ(2種)といったところ。

 もっとも、クロススナップについては好みが明確なので、我が意にアジャストするか否かは分かりませんが、ちょっとばかり期待しております。

 そして、アクアシールです。

 これはウェーダー補修用に購入したのですが、此度は内容量の多いチューブではなく「小分けチューブ2本入り」の方を所望しました。

 このアクアシールは、長期保存が難しいマテリアルなので、購入するたびに無駄を覚悟していましたからねぇ…。(まぁまぁ高価なのに)

 部分的な補修(少量の利用)であれば、多少割高でも小分けの方が精神衛生上好ましいと思います(微笑)。 

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 といった訳で、メンテ関係段取りは整ったと…。

 なれば、玄関に置きっ放しにしているウェーダーウェーディングシューズお手入れお片付けを済ませなければなりませんな…。

 でないと、いい加減かみさんに怒られますわ(汗笑)。

 とまぁ、他にも細々とした物を買いましたが、何れも手仕事に供する消耗品ばかり。これらが活躍できる時を楽しみに、師走を乗り越えようと考えています。

2:右往左往の老眼対策

 さてと、本題をば。

 手仕事を嗜む人間にとって、何よりも辛いのは目の疾患です。

 そして、疾患にはカテゴライズされないけれど、加齢に伴う通過儀礼としての「老眼」もまた厄介な症状として挙げられるでしょう。

 不肖デンキチ小父は、小学生高学年の頃から近眼・乱視の合わせ技メガネ(コンタクト)を着用してきたので、老眼の発現自体は比較的遅かったと思われます。

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 がしかし、いざ老眼になってみるというと…。

 メガネを通して本を読もうとすると活字ボヤっと見えて、だからといってメガネを外してもボヤっとしか活字が見えない…といった具合。

 特に往生したのは、趣味の手仕事です。至近仕上がり具合確認するような場面では、焦点が合う気配が全く感じられませんでした(悲劇)。

 近眼人間老眼になると、こうも過酷なパターンに陥ってしまうのかと絶望する日々が続きました。(正直、遠近両用も期待した程ではなかった。)

 そこで「細かい作業をする時だけでも改善できれば…。」と考え、様々な大鏡を手にしてきたわけですが………それは後述に譲ることにしましょう。

 という訳で、今秋になって新たに入手した大鏡がこちら!

 高品質を謳うハズキルーペと異なり、お求めやすい価格です(笑)。

 同じタイプの大鏡の中には、LEDランプ付きもありましたが、目視対象不自然な色味になるので、私はシンプルな本品(LEDレス)にしました。

3:悲しき遍歴

 前述した通り、老眼対策の一環としてあらゆるタイプの拡大鏡に手を伸ばしては、不本意を流してきたデンキチ小父(散財)。

 まぁ、過度に期待してしまったという事なのでしょう…。

 でも、こうした模索と散財を踏んでいくことで「老眼が抜本的に解消することない。」という観念に至ることができました(微笑)。

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 現在手元に残っているのは上写真の3種ですね。

 上写真(左下)のオーバーグラスタイプ(重ね掛け可能)最近まで使ってきましたが、拡大レンズの品質が悪い(価格を鑑みれば妥当な品質)のと、脱着の度にメガネと干渉するのがで仕方ありませんでした。

 とは言え、出費を重ねて買い求めた物ですし、各ツールには其々に特徴があるので、それらを活かしながら長期供用を図っていこうとと考えています。

4:機能の紹介

 そんなこんなの遍歴を経て、此度購入するに至った「少々ゴツイタイプの拡大鏡ですが、正直のところ余り期待はしていませんでした。

 むしろ、悪い予感を頭に描いていましたね(苦笑)。

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 でも、使い始めてから凡そ1ヵ月を経た現在の使用感(毎日使用)は懸念とは真逆でした。(期待していなかった分、評価が高くなったのかな?)

 いずれにしても、着用した時の軽さ納まりの良さは、これまでの大鏡には無かった感覚でした。

 いかにもテキトーな造りとしか思えない額(おでこ)との接触部分(写真上:ABS樹脂か?)も、一定の役割を果たしているように感じました。

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 また、メガネ常用している人間にとって嬉しいのが、フロント側に突出(上写真)しているので、メガネのレンズと接触し難いということ。

 加えて、大鏡の角度をランダムに変えられる(下写真)ので、大鏡の要不要の切り替えが楽なんですよね。(当たり前の機能ですけど)

 こうした点に「利」に感じるのは、以下の理由作用しているかもしれません。

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 基本的に、ルアーを触る手ルアーや塗装道具以外に接触させたくないのです。とにもかくにも脂分が心配なんですよね…。

 オーバーグラスタイプを使っていた時は”それ”厄介だったんです。

 顔に密着するメガネって、それなりに脂分付着していても不思議はないですし、そうした部分を触った手でルアーを手にしたらどうなるか?

 塗料を弾くのは当然ですよね。

 といった訳で、現段階及第点献上した次第(笑)。

 過分な希望を言えば、レンズの両脇に取っ手みたいな突出部を設けて頂ければ100点満点なんですけどね(笑)。

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 それから嬉しい点がまだ有ります。

 それは、倍率の異なるレンズが同梱されているということ。

 倍率1.7倍・2倍・2.5倍3種です。

 本品を含めた安価な拡大鏡の多くは、概ね1.6倍が多いと思われますが、正直それでは不足する場面が多いんですよね…。(本を読むのには丁度良い)

 因みに、私は2.0倍をデフォルトにしています。

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 倍率は、レンズの突出部分(フレームに差し込む部位)に記載されています。

 各倍率のレンズ両面ビニールシートで養生されており、これまで購入してきた何れの拡大鏡よりもレンズの状態が良かったですね(嬉)。

 また、レンズのマテリアルは、多分に漏れずアクリル(安価な拡大鏡の標準スペック)ですが、品質自体は悪くないと感じています。

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 そして、回避無用の懸念事項「頭にフィットするか否か問題」は、ブツが到着するまで不安ですよね(笑)。

 本品頭に装着した途端、孫悟空緊箍児(きんこじ:悪さをすると締まる金の輪っか)になったのでは往生しますから(笑)。

 本品は、サイドバー可変することで多様な頭幅に対応しています。お世辞にも堅牢な造りとは言い難いのですが、想像していた以上にしっかりしていました。

 可変幅(内々寸法)の実測参考値は、Min≒116㎜(上写真)・Max≒156㎜(下写真)となっています。

 因みに、頭が大きい私(周長600㎜)はMaxで使用しています(爆)。でも、全くきつくありませんよ。(3時間余り装着していても苦にならない)

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 まぁ、好みがはっきり分かれるツールでもありますので、誰彼構わずにお薦めできるものではありませんが、手仕事生き甲斐にしている老眼’Sの皆々様にありましては、試してみる価値は十分(安価なので)だと思います。

 かく云う私も「やっと巡り会えた。」といった感慨が湧いてくる一方で、初期段階の使用感がどこまで続くのか不安は尽きません(本音)。

 人間、慣れって怖いですから…。

 とまれ、通常用途での使用に問題はないと感じているので、今後は「塗装ブースでの使用に、どの位の期間を耐えてくれるか?」課題になりそうです(微笑)。

更けゆく秋

 嗚呼!なんとも 慌ただしき10月でした。

 先週〜今週にかけても色々とありましたね……。

 次男坊山形合宿やらワクチン接種(2回目)やら高校の三者面談やらと…。親父の出番あと数年で終わりですから、今暫くの頑張りですな(鼓舞)。

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ブースト接種は何時になることやら…

 それから、そうそう…。

 イレギュラーな出来事昨朝(10/31日曜)勃発しましたよ。

 キッチンの水栓からポタポタと流れおちる水滴に業を煮やした愛しのベターハーフ(かみさん)から「水栓の水漏れを直してくれないかなぁ。」との具申アリ。

 それはね…勿論、私も気付いてましたよ(汗笑)。

 何しろ「夕食の食器洗い」は私の御役なので。

 ってなわけで、混合水栓の内部に格納されているカートリッジの交換とあいなりました。(ついでに逆止弁のパッキンも交換することに。)

 Amazonで取り寄せれば安く済みますが、此度は時間を優先し、最寄りのホームセンターで入手しました。(在庫がオーラスで焦りました)

 んっと、因みにですが、下写真ウォーターポンプレンチ(写真奥のハンドルが赤い工具:設備屋さんご用達)は色々と便利です。

 お世辞にも出番が多いとは言えませんが、汎用性が高くいざという時に大活躍します。旧家に暮らす方々は勿論、「自宅の営繕工事は自分がやる!」というアクティブ派を自認される方々必需品になるに違いありません。

 デンキチ小父的には、一家に一台「充電インパクトドライバと合わせて、一家に一本ウォーターポンプレンチ」推奨しております(笑)。

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工具は3種で足りると

 そんなこんなで、高々キッチン水栓の水漏れ修繕するのに、貴重な日曜日の午前中棒に振ることになるわけですから、何というか…時間の有限性を否応なしに痛感させられるわけでして…(苦笑)。

 まぁ、そうは云っても、我が家の暮らし俯瞰して眺めれば「釣り具のメンテナンスパブリックな水回りのメンテナンス」となるのは必然です。

 何はともあれ、かみさん溜飲が下がればそれで良し。そして先々の懸案事項が一つ減った気分は上々ということで納まりがつきました。

 といった感じで「我が家の秋」は深まっていくようです(微笑)。