デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

【22’ 魚+鬼の宿題 #02】木片イトヨ 快進撃?!

 日本海沿岸地域に降るの凄まじさよ……。

 などと書き進めようとしたら、テーブルの上に置いてあったスマホから聞いた事もないような警報音が鳴り出しました。

 その聞き慣れない音の正体は津波警報でした。 

 それにしても、厳冬期の自然災害は勘弁して欲しいですね。低い気温降雪などの悪条件が重なることで、被害の程度や質が大きく変化しますから(悩)。

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 さてと…(溜息)。

 先週1週間は、過密スケジュール荒天が重なり往生しました。週中の12〜13日は、山地の建築現場に向かわねばならなかったので憂鬱でしたよ(苦笑)。

 冒頭の話(災害と季節・天候)に繋げるつもりはありませんが、仕事もまた季節や天候に影響を受けやすい存在ですね(しみじみ)。

 因みに、上の組み写真は、荒天が回復し始めた13日午後に訪れた蔵王町老舗別荘地から望む松川阿武隈川水系)の冬景色です。

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 長らく河川工事が続いていましたが、未だに終わっていない模様(上写真)。黄桃色の工事車両が、寒々とした河原で雪煙をあげながら動き回っていました。

 そして、現場からの戻り足で産直市場みんな野に立ち寄り、かみさんへの土産(野菜)を仕入れました。これもまた蔵王町を訪れた際のルーチンですね(笑)。

 と云ったところで本編に参りましょう。

 此度は、久方振りのイトウ狙いのミノー製作記録となります。お時間の許す方はどうぞお付き合いくださいませ。

 

木片イトヨ 快進撃!?

 去る12月13日の記事に「木片イトヨ 始動!」と記したにもかかわらず、年始を過ぎても取り上げないと云う体たらく振りを発揮しておりました。

 さわさりながら、ウェイトの配置バランスを考えたり、それに合わせて内部構造線を製作したりと、一応の首尾は整えていたのです。

 ところがですよ…………。

 年の瀬の混沌忙殺されていた、あのデンキチ小父ミスが無いわけが無いと。

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 はい、ウェイトの在庫を確認しておりませんでした(爆)。

 然るに タングステン Φ6 の在庫がゼロといった始末でして…。

 ったく「ゼロ災」なのは現場だけで、趣味方面ではエラーしまくりですな。先程も彫刻刀で指先を切ったくらいですからね(ブッチャー)。 

 と云うわけで、所望したタングステン・ウェイト着弾予定が判明した1月7日から製作(下準備)を再開しておりました。

 そして、1月10日ヤマト運輸のお兄ちゃんからブツを受け取るや否や、速攻でブランクウェイトを仕込みましたよ(苦笑)。

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 でもって、体重測定をしてみると、ヒノキ8gで、バルサ6.5gとなりました。何れも同量のウェイトを仕込んでいるので、この体重差 1.5gは、マテリアルの比重差を表していると言えますね。

 ってなわけで、これを境に「木片イトヨ 快進撃!」と云いたいところなのですが、やはり末尾には「?」が付いてしまうという…(苦笑)。 

 それは、顔の造作が待ち受けているからです。

 全7本の内、3本ヒノキ材で、残り4本バルサとなっていますが、新鮮な感覚があるうちに、風貌の基準となる造作を済ませておきたいと考え、ヒノキ材のブランクから手掛けることにしました。

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 微細な造作は、正直なところバルサよりもヒノキ材の方が容易だと感じています。※あくまでも切れる彫刻刀を使うという前提ありきの話。

 此度の造作も、これまでのデザインを踏襲していますが、従前にも増してデフォルメ整理整頓が効いてきたと感じています。こうした引き算の結果、彫刻刀が生み出すテクスチャーを活かす道も見えてきました。

 ようやく「これが 俺のイトヨ だ!」と明言できるような表情、そしてクオリティー近づいてきた気配をひしひしと実感しているところです(微笑)。

私的読書史:1月上半期

 新ブログになってから取り上げることが無くなった本ネタ

 稀有で酔狂で賢明な読者の皆様ならば周知の事実だと思いますが…。

 私の場合は、需要の有無ブログの内容を決めることは無いので、単に「本の紹介に向いた本を手にしてこなかった。」というだけの話でして(汗笑)。

 されど、体の変調が色濃くなってきた昨今、色々と考えましたよ…。

 隔週で図書館に通う身なれば、人生の後半に入った自分が能動的に手に取った本の記録だけでも遺しておきたいと。

 それは云わば「私的読書史」という奴ですね(微笑)。

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 そのような訳で、2021年12月末から借りていた本を皮切りとして、2回/月程度の頻度で記録していこうと考えています。

 まぁ、記録といっても表紙の写真をメインに、気が向けば内容に触れることがあるかも…といった程度ですので、紙面を大きく割く事はないでしょう。

 でもって、2022年1月上半期の記録は以下の通り。

 何れの本も、歴史的な要素の強い本ですが、共通しているのは超一級のミステリー内包されているということです。

 目下、継続して借りている「金属伝説〜」秀作にして労作ですね。ここ1週間で完読したいと考えています。

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 といった感じで、同じ本週またぎで借りることが定番になるはずですので、冊数が極端に伸びることは無いでしょう。何しろ老眼なんで(爆)。

 とまれ、学ぶことに対する意欲や、知り得ぬことに対する好奇心が失せない限りは、この読書道から足を洗うつもりは微塵もありません(宣言)。

 こうした「自身に向けた宣言」と共に、オワコンと揶揄されるブログ継続していく意義を見い出していきたいと考えております(微笑)。