【22’サクラマス Preparation #09】ウロコ塗装 道半ば
ここ数日、寒さが緩んだここ仙台。
日陰の路面にできた氷の轍も、今夕までにはあらかた融けてくれそうです。
太陽の力って絶大ですね(微笑)。
しかし、安堵は禁物のようでして…。
北・東日本では連休明けから荒天が続くとの事(悩)。
そういう時に限って、何の因果か山方面の別荘地×2物件へ向かわねばならないというタイミングの悪さに苦笑いするデンキチ小父でした(溜息)。
何はともあれ、十分な時間的余裕と万全の準備で対応しなければなりませんね。向かう場所によっては、滑り止め対策だけでは不十分ですから…。
冬場の荒天時の移動は何かと大変ですね。
皆さんも十分にお気をつけ下さいませ。
ウロコ塗装 道半ば
それは長閑なお正月休みにあって、私が取り組んでいた事と云えば、家の営繕作業(掃除・修繕)とルアー製作と経理作業(確定申告の準備)くらいでしょうか。
仕事の予定が無い分の猶予をもって各作業に臨めるのだから、そんなに連休も悪くはないと感じた次第(笑)。※普段は連休不要論者を標榜。
此度は、そんな連休期間に手掛けた幾つかの作業の中で、最も緊張を強いられた作業について触れていこうと思います。
お時間の許す方はどうぞお付き合いください。
1:新春の開口一番
一旦ルアー製作が始まってしまえば、年末年始なんぞ関係ないんですよね。改めて、年の瀬とか元旦ってのは、分節の言葉でしかないなぁと(微笑)。
なんて斜に構えた物言いをしがらも、やっぱりそこは日本人。元日の開口一番は、儀式的な所作・作業を必ず挟むようにしています。
それは、初物の塗料チェックや防毒マスクの吸収缶・フィルターや破損パーツの交換(3Mのマスクは交換パーツがあるので助かります。)などですね。
こうやってモチベーションを上げていくと云ったところでしょうか。
とまれ、そんな感じで2022年が始まったわけです。
2:そして下地塗装
気持ちが整ってきたところで本格始動です!
まずは、如意櫻(にょいざくら:90㎜・シンキングMD)の下地塗装から。
毎度毎度の作業…ではあるけれど、気は抜けませんよね。何しろ手元不如意はデンキチ小父の十八番ですから(爆)。
「たかが下地塗装 されど下地塗装」と云うことで、とどのつまりは仕上がりに影響が出るので、なけなしの集中力も以てハンドピースを振るうわけです。
とか何とか云いつつも、たったの3本なので作業は瞬時に終了しました…が、これは最大の山場を前にした静寂に過ぎなかったと………(戦々恐々)。
3:緊張のウロコ塗装
こうした手仕事を嗜好しているせいか「慣れの怖さ」には敏感です。
だから「なんか、この作業(方法)に慣れてきたなぁ。」と感じると、あえてマテリアルや要領を変えるなどして、頭と手に刺激を与えるようにしています。
※そんな遠回りをしているから習熟が遅いという指摘も有るとか無いとか(笑)。
そのようなわけで、此度はマスキングの素材を変えてみました。
マテリアル的には、昨年に手掛けたTrouper.TMのウロコに使用した物と同等なのですが、メッシュサイズと糸質が異なる物をセレクトしたと…。
マスキング自体は昨年中に入手しており、使用機会を楽しみに待っていたのですが、いざ使うとなるとアドレナリンが出ますね(汗笑)。
でもって、このマスキング材ですよね。ファースト・インプレッションは「厄介な素材」の一語に尽きると。
抵抗感が微塵も感じられない程にしなやか…。それが故に、テンションの掛け方によっては目が崩れる(撚れる)ので、扱いが難しかったです…。
1本目は30点。2本目は60点。3本目は50点。
これから登る山の高さを思い知った感じですね(笑)。
とまれ、良いスタートが切れたと思います。昨年にも増して充実した時間が過ごせるよう、老眼と五十肩と腰痛に鞭打って頑張ります!(ほぼ強がり)
仕事始めは雪の現場 & 新年所感
とまぁ、手仕事の事始めは、前出の様な仕儀となったわけですが、本業の方はフィールドワーク(現場)からスタートすることが決まっておりまして…。
「デスクワークでぬくぬく」というわけにはいかなかったと(苦笑)。
よりによって向かったのは北方面のとある住宅地。検査対象となる住宅の軒先(建築中)には、寒々としたツララの列が続いておりました。
屋根に積もった雪がズレ落ちるのと、山から吹く強風が影響したのか、ツララの先端が内側(住宅の外壁側)に向いていましたね。
垂木周りを検査するのに邪魔だったのですが、何かしら神秘的な感じがしたので、ツララを落とさない様に足場の上を動き回っておりました(笑)。
冬季は道路も足場も危険が一杯。
安全第一が何よりですね(微笑)。
新年所感
ということで、いよいよ始まった2022年。
政治家・学者・企業のトップ・識者・評論家と云った面々が、様々なことを予想・予測しておりますが、果たしてどんな年になるのやら(苦笑)。
ともあれ、何れのテキストも「さもありなん」。
いわゆる無難な話に始終しておりますので、何れの予言?!も片耳に聞いておけば済む話なのでしょう。それよりもむしろ、市井の民なればこそ、平素通り「良心を礎として実直に暮らしていく」ことが望ましいと思いますね(笑)。
一日、一日、大切に生きて参りましょう!