デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

【釣行速報#04/R3】横浮きミノーを投げ倒す!& 水辺は皆の場所

 性懲りもなく、本日(14日)もランチタイム・フィッシングに興じて参りました。

 過日の釣行時よりも条件が整っているような気がしたのですが、こういう時は「水辺に集う人々」にとっても好条件なんですよね(笑)。 

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  私が到着した段階で、嫌な濁り方をしていたこともあってか、予想以上に魚っ気がなかったので、苦戦が強いられることは分かったのですが、それ以上に「同じ水辺を好む生物」にやられてしまいましたね(笑)。

 という事で、釣行録本編来月初旬に譲らせていただきますが、本稿の後編では、少々シリアスで物凄く当たり前な話を備忘方々綴りたいと思います。

水辺は皆の場所

1:ボート屋の爺さん

 私が釣りをしている間にですね………。

 バス釣りも嗜むという気さくなSAPマン/1名の船出をファインダー越しに見送り、その後、騒々しいSAP集団/4名を陸地に迎え入れ、更に礼節をわきまえたSAPマン/1名の船出を見送り、そして、先ほど見送ったSAPマン/2名を順に迎え入れる……といった盛況ぶりでしたから…。

 まるでボート屋の爺さんになってしまったかと(苦笑)。

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今日はバリエスタ一本勝負!
2:集団は増長する

 そんな状況の中、騒々しいSAP集団には閉口させられました。

 私の立ち位置の方へ近寄ってきながらも、一向に着岸の意思表示を見せない彼らに対して、当方から声掛けして彼らの意向を確認し、着岸場所を譲ったにもかかわらず、何のレスポンスもないまま続々と上陸するや否や、釣り座でSAPを表裏にひっくり返して洗い始めるという顛末に至って、こちらの意思理路整然と伝えさせてもらいました。

 相手が複数人とか強面(こわおもて)とか関係ないです。私、サンドバッグになる(一方的に被害を被る)のは嫌なんです(微笑)。

 水辺は皆の場所 ですよね。

 異なる趣味趣向を持つ人々が、同一の場所を気持ちよく共用するためには、言葉や動作による挨拶最低限の気遣いが必要なのは当然の事。

 そして、この場所が「水遊びができるプール」ではなく仙台市民の水源」だという認識がないと拙いですよね…。(最近はオイル流入騒ぎもありました。) 

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気さくなSAPマンの船体(許可済)

 悲しいかな…人間集団になると増長するというがあります。(それを制御できるのが「真の大人」というものです。)

 故に、増長している集団に対しては、日本語が正確に伝わらない場合も多いのですが、幸運なことに、彼らの中に”大人らしい大人(30代)1名いてくれたことで、速やかに意図が伝わり、穏やかに解決へ至りました。

 「先ほどは失礼しました!お先します!」と元気よく挨拶して去っていった”大人な彼”のお陰で救われた気がしましたよ。

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360°カメラを背中にしてスイスイと
3:挨拶と少しの気遣い

  改めて記憶を辿ってみても、私がこれまでに当地で遭遇したSAPカヌーイストに対して嫌悪を感じることはなかったはず…。

 なぜなら、互いの存在を認識した段階で挨拶(言葉のみならず会釈といったアクション)を交わしたからです。

  かくいう私も「カヌーやSAPが楽しめる場所」であること認識して釣っているからこそ、彼らが離岸・着岸する際には能動的に譲るようにしています。

 そうする事に対して全くストレスはありません。

 されど悩ましいですなぁ…。

 「新しい楽しみ」数多の思惑や支持を受けながら野放図に拡大していくと、多様な問題が起き始めるという負の連鎖が無くならないという事実よ…。

 これも人の世の有様ありさま)なのでしょう。

 まぁ、今が端境期と思ってやり過ごすしかないのかな(微笑)。

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水が入った田んぼからカエルの合唱が♬

 とまぁ、こんなんでしたからね………。

 釣果については「推して知るべし」でお願いします(笑)。

 週末の夜に相応しくない内容だったかもしれませんが、来る土日水辺で楽しむ予定の方々にあっては、存分に楽しんで頂ければ幸いです。

 そのためにも、まずは挨拶

 そして少しの気遣いを…。

 お後が宜しいようです(低頭)。