【釣行速報#02/R3】強風の追波川にて「上品山に浮かぶ黄昏月」
本日4月26日。
現着15時から日没までの夕暮れ釣行を敢行。
早朝の天気予報で岩手と福島の両県に暴風警報が出ていたものの、午後になれば収束すると考え「ままよ!」の精神で追波川へ向かいました…が…。
現地の状況は、いわずもがな。まぁ、天気図を鑑みればやむなしでしょう。猛烈な北風(4月27日訂正:立ち位置からすると北東の風)を受け続けたので、体感は「3月初旬の釣り」でした(鼻水)。
でもって結果は、当然の如く「片思い」。
成果と云えば、千代櫻が強風をものともせず飛距離を稼いでくれたことと、この追波川でTornillo が使えそうだという手応えを得たこと位かな(微笑)。
最後のキャストを終えて、河口の方角を見やりました。
上品山(じょうほんさん)の頭上に黄昏月が浮かんでいました。
かみさんに「今から帰還します。漁獲高は0です。」とLINEすると、直ぐに「お風呂沸かしてます。」との返事がきました。
これを幸せと呼ばずして何を幸せというのでしょう。超安全運転で帰路についたことは言うまでもありません(微笑)。
帰宅して直ぐにひとっ風呂浴びて、しらすおろしと冷奴を肴に久しぶりの焼酎(芋焼酎・黄猿)を堪能しました。
釣果には恵まれませんでしたが、広大な空の元、冷たい北風を受けながら、そして鼻水を流しながら、日没までルアーを投じることが出来た喜びが勝りました。
この「新鮮さ」は失いたくないものですね(微笑)。
とまれ、この釣行をもって、私の4月釣行は終わりを告げそうです。
この21’シーズンの4月釣行は、正に「起の釣り」そのものでした。恐らくGW開けから「承の釣り」を展開することになるでしょう。
細く弱々しかった光明が、だんだんと太く力強くなってきたような気がしています。それを信じて、山あり谷ありを楽しんでいこうと思います。
追伸:釣行録の詳細(前段4月12日の釣行を含め)は、例年に習って翌月5月初旬に更新する予定ですので、今暫くお待ちください。