デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

鹿の角が来た!& 昭和の日に我思う

  新たなる手仕事の材料が届けられたという話をば(喜)。 

 これはなかなかどうして手強いですぞぉ~。

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鹿の角が来た!

 去る4月25日(日)大きなダンボール箱が届きました。

 送り主は、北海道ユッキーさんです。  

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 ユッキーさんと云えば、昨年11月末に拙作「Itoyo70」イトウを釣ってくれたオホーツクのアングラーです。

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 箱を開けて ビックリ!

 鹿の角2本(一対)入ってました!

 いやぁ~これは感謝感激雨霰ものです。

 現地(ヒグマが闊歩する北海道の大自然)で採取するのも、こちらに郵送していただくのも大変(梱包も送料も)ですからね…(低頭至極)。

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 それにしても興味深い造形ですよねぇ…。

 開封してから暫くの間、感慨深く眺めました。

 この流麗にして豪胆な造形は、彼らが連綿と繋げてきた遺伝子自然が成し得た産物としか言いようがありません。

 そうそう、鹿の角と云えばですよ…。

 長男が小学生の折に、仙台市内にある縄文の森広場の体験コーナーで、原始的な道具(石など)を使って鹿角から釣り鈎を作ったことがあります。

 斜めに薄くスライスした鹿角を、石の刃物や細かい凹凸がある石面を使って釣り鈎に加工していくのですが、なかなかどうして手強かったですね。

 大人の私でも相応の時間を要しました。

 こうした体験談についても、これから手掛けるであろう鹿角工作に絡めてご紹介する機会もありましょう。

 とまれ、私の記憶の中では、加工に時間と神経を要するマテリアルだという感覚が色濃く残っています。 

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 それはそうとしてですよ…。

 PCのキーボードで「鹿角!鹿角!」と連打していたら、昨年秋に秋田はじめさんが送ってくれた「鹿角ホルモン」を思い出してしまいました(生唾)。

 ホルモン好きを自認される方で、まだ賞味された経験のない御仁は、是非にも下記リンク先から注文してみてはいかがでしょうか!

※拙ブログでは、アフリエイト等はやっておりませんので、気兼ねなくリンク先へ飛んでみて下さいね。 

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 おっと話が逸れました(低頭)。

 とにもかくにも、これからまでの間、この複雑な造形を眺めながら、何が作れるのかを考えてみようと思います。(こちらの気候に馴染ませたいし。)

 これまで私が触れてきた材料の中にあっては、硬いマテリアル(金属や石同等)に属すると同時に、背景を鮮明に想像できるマテリアルとなりました。

 背景を想像する…。

 それは、北海道の大自然この角を落としていった鹿の姿だけではなく、この角を拾うために野に分け入ってくれたユッキーさんの姿もそうです。

 こんな想像をしていると、何かしら幸せな気持ちになるのでした。

「昭和の日」に我思う

 昨日「昭和の日」は、次男坊が通う高校の入学式でした。

 という事で、朝も早よから送迎ドライバーのお役を務めておりましたよ。入学式というのに桜の花は散り、冷たい雨まで降るという始末(苦笑)。

 もはや入学式というタイミングでもないのでしょうが、高校側としては何としても節目のセレモニーを済ませておきたかったのでしょう。

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よもや季節はタンポポです。

 さて、入学式の話はさておいて…。

 次男坊高校生活は、予定通りの分散登校リモート授業となっていますが、少しづつ良い波に乗り始めた気配を感じ始めております(安堵)。

 しかし、4月初旬の始業から現在に至るまでに、何もなかったわけではありません。

 在校生の家族に感染者が出た事で臨時休校(2日間のリモート授業・学校は消毒作業を実施)になってしまったこともありました。

 そういえば、感染が疑われた生徒さん接触したことで自宅待機となった先生が、自宅からリモートで授業したというレア・ケースもありましたっけ…。

 学校に登校していながらリモートで授業を受けるという珍事に私も驚きましたが、昨今の状況を鑑みれば、何があっても不思議ではないのでしょうね。

 ※厳しい状況の中、授業を実施してくれた先生と学校に感謝!

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 いずれにしても、昨年の状況を鑑みれば、最低限の即時対応が出来ていると思います。(あくまでも”私が知り得る範囲の情報”ではありますが…。)

 さて、こうした状況を前提に話を進めていきましょう。

 昨今、コロナ渦における子ども達の教育について言及するTV番組が放映され始めていますね。勿論、私も必ず視聴するようにしております。

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 こうした番組を見ていると、多様な価値観を容認せざる得ないがために、判断を担う国や行政関連機関二の足を踏んでいるというか、合理的で効果的な策を講じれていないという印象だけが強く残るのです。

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 こうした教育に係わる問題は、その国の未来に歪な影響を及ぼしますから…。欧米諸国が教育・学力崩壊に歯止めをかけようと必死になるのも分かろうもの。

 拙ブログでも、折に触れて危惧吐露しておりますが、本当に由々しき問題だと改めて痛感しているところです。

 されば、こういう状況なればこそ、大人が率先して「大人らしく賢明に振舞う」べきなのでしょう。そうでないと、子ども達に示しがつきません(溜息)。

 とまぁ、そんな風に「昭和の男」は考えております。