北海道より釣果報告21’ #01【屈斜路湖に踊る深紅のチップ!】
時は11月24日の夕刻。
眉間に皺をよせてい図面と睨めっこしていた私の元に、此度の吉報を届けてくれたのは、北海道のSLFAメンバーゆきひろさんです。
私にとっては触れる事が少ない現地の情報と共に、美しいヒメマスや当地の信仰を伝えてくれるレポートを送ってくださいました。
釣行の詳細は、ゆきひろさんのブログも合わせてどうぞ!
屈斜路湖に踊る深紅のチップ!
お久しぶりです。
この夏の渇水でイトウが死んだ事でニュースになり、現在釣り自粛願いが出ているので、屈斜路湖へヒメマス釣りに初めて行ってきました。
遠投した方が、ニジマスがヒットするかもと言われ、スプラウトルアーズのジグ(Tornillo)で遠投してヒメマスを初めて釣りました。
たいして大きくはないのですが、見た目が色づいて綺麗な魚でした。
その後は、かけ上がりでヒットしているのを見たので、バイブやミノーをとっかえひっかえして狙いましたがニジマスはダメでした。
あと、屈斜路湖のほとりに龍神様が祀られていて、祠の横にある木が凄かったので撮影しました。ホントに龍に見えます。
御礼と雑感
拙ブログ初登場のヒメマス!
ヒメマス(アイヌ語:カパチェプ)と云えば、東北地方だと十和田湖(1903年移植)がメッカですが、本場中の本場と云えば北海道ですよね(微笑)。
※阿寒湖とチミケップ湖のヒメが天然でしたっけ。
それにしても、季節を感じさせる魚の姿は、地域特有の趣や個性が備わっていますね。このヒメマスも眉目秀麗です。溜息しかでません。
そして、驚くべきは拙作のスイミングジグ Tornillo (トルニーリョ/カラー:レイクベイト)で釣って下さったということ。
いやぁ、これは嬉しかったですねぇ…。随分前にお渡ししたルアーでしたが、忘れずにワレットの中に仕込んでいて下さっていたのですね(感涙)。
それから「龍の祠」も素晴らしかったです。
比較的新しい祠のように見受けましたが、あの古木の根元に龍の姿を見い出し、その姿に畏怖の念を感じてお祀りした人々の気持ちも分かろうもの…。
釣りという愉しみが「魚と釣り人だけの物語ではない。」ということを、改めて教えて頂いたような気がします(微笑)。
魚との対話(人によっては戦い)に勤しむ場所の土地柄(環境・文化・慣習・信仰)を感受していくこともまた愉しみの裾野を広げてくれると。
ユッキーさん、素晴らしいレポートを有難うございます!ユッキーさんが想像している以上に、私のモチベーションになりましたよ(喜)。
たった今、真っ白に染まる美瑛の様子がTVに映っておりました。ユッキーさんの暮らす地方でも、寒波が猛威を振るっていることは想像に難くありません。
どうか、万事が無事でありますようお祈りしております。
おまけ:Tornillo の過去記事集
蛇足ながらスイミングジグ Tornillo(非買品)の関連記事をまとめてみました。
既存のジグ系ルアーから距離をとるべく、自作ならではの造形に注力したこともあって、手業の妙と同時に鋳造の難しさを堪能することに(汗笑)。
それもこれも、後の製作に役立っています。
興味のある方は、ご参照下さい。
A:木片小魚物語1
B:木片小魚物語2
C:最新 Tornillo 掲載記事