釣石神社と北上大堰を詣でる
過日、3月のカレンダーを破り捨てました。
これでようやく年怒末は終了と…。
否! それはあくまで暦の上での話。
まぁ〜 春らしいっちゃ 春らしい んですけどね。
さてと…この冒頭の流れをこのまま放置してしまうと、以降の話が著しく脱線してしまうので、ここいらで止めておきましょう(苦笑)。
で…ですね。とり急ぎ、3月中に済ませておこうと考えていた事の幾つかを、月末ギリギリになって済ませてきたという話を綴って参ります。
お時間の許す方はお付き合いくださいませ。
釣石神社へ代打参拝
この春、2年振りに放蕩息子(長男)が帰還しました。
まぁ、「放蕩息子の帰還」ってのは、新約聖書にかこつけた冗談で…。実際には、彼が所属する学部のカリキュラム(学外実習多し)を鑑み、親心や情緒を一切排して「帰省の必要なし」と伝えておりました。
何も感染者数が少ない地域から、感染者数が多い地域を往来する必要はありませんからね。彼の立場的にも無用なリスクは回避するに限ると。
そんな2年間を経ようとしていた本年2月某日。
長男から「4年に進級する前に、諸々の準備を整えるため帰省したい。」との打診を受け、3月12日に帰省することを決めました。
幸いにも、2月中旬に受けたPCR検査で陰性を確認していたことあり、安心して迎え入れることができました。(大学の要請で実習前にPCR検査を受けている。)
長男にとって、昨年は「正念場」、そして今年は「勝負の年」。
と云うことで、かの追波川河口地域に鎮座まします釣石神社へ参拝しようと予定していたのですが、その前夜(3月16日)……… あの地震ですよ(溜息)。
さすがに、翌日の参拝は控えましたよね…。
そんな思いがけない出来事により、去る3月21日に盛岡へ戻っていった長男に成り代わり、この親父めが遅ればせながら参拝してきたと。
釣石は、平素と変わらず静かに鎮座しておりました。
急な石段をほうほうの態で昇りきり、本殿の前で呼吸を整えてから低頭。今日までの守護の感謝と、これからの学業成就を祈願しました。
そうそう、タイミング的に誤解されるのも嫌なので書いておきますが、間違っても「サクラマスが釣れますように!」なんてお願いしてませんからね(笑)。
追波川の空気を吸いに
釣石神社でお役目を果たした後、戻り足で追波川の北上大堰に立ち寄りました。
この日は、どうしても夕方17時までに仙台へ戻らねばならなかったので、流石に私的解禁釣行の計画は立てられませんでした。
河口付近では、午前中に降った雨や雪代の影響もあってか、曰く難い濁り水でしたが、飯野川橋付近では釣りにならない程の濁りではなかったような気も…。
因みに、15時過ぎに登米観測所のデータを調べてみたら濁り度11でした。
釣り人の姿は「まぁまぁの出」といったところでしょうか。条件の良し悪しに因らず足繁く通う釣り人の姿が眩しくも意地らしく見えます。
北上大堰は3・4・5番で流下有りでしたね。
穏やかだった30日とうって変わって気温が下がったし、風もそれなりに吹いていたので、3月末にしては手厳しい釣り日だったのではないでしょうか。
と云ったわけで、22’シーズンもかつての通例に習い、私的解禁日を前に追波川の空気を吸いに訪れることができました。
これも「さもない下準備」の1つですが、私にとってはジンクスと云うよりもむしろルーチン・ワークといった方が相応しいでしょう(微笑)。
少しづつではあるけれど「私のサクラマス釣り」に「かつてのペース」が戻ってきている様な気がしている今日この頃…。
結果はどうあれ、「サクラマス釣りができるという事実」にのみ注視して、これからの1ヶ月を過ごしていきたいと考えています。