秋田より釣果報告 21’ #01【春溪の芽吹き】
待望のレポートが届きました。
釣行の舞台は、仙台から北西へ250km余り離れた秋田の溪。
雪解けの水が温むには未だ早い秋田の溪に訪れた「春溪の芽吹き」を伝えてくれたのは、秋田のリバーモンキーズ はじめさん & 相棒さん です。
レポートに添付されてきたファイルの中は、溪の鮮烈な流れと可憐な山野草が織りなすハーモニーに溢れていました。
これぞ「日本の奥ゆかしい春」ですね…(感涙)。
彼のブログ イチゴイチエ ノ サカナタチ もご覧ください。
リバーモンキーズの解禁釣行
秋田は一気に春がやってきました。
天候次第ではありますが、秋田県下の桜は来週末にはほぼ満開になりそうです(秋田市内はもう散っているようですが)。
ネコヤナギがほころぶ小春日和。
相棒との解禁釣行です。
記録的豪雪でしたが、雪解けは想像以上に早く桜の開花も早まりそうです。
最初の一尾は相棒のヤマメ。
「あと釣れないかもしれないから1枚撮っといたら」と。
その後、このサイズのヤマメばかり数匹釣れてくれました。
山に近い里川ですが、水量はすでに落ち着いています。
「山の積雪は平野ほどではなかった。例年以下だったかも…」との話しも聞こえてきました。地域にもよりますが、積雪量や雪解けのスピードに大きな違いがあるようです。
私にも何とかイワナが釣られてくれました。
ルアーは昨年いただいた「HIBARI」。ふきのとうカラーは今日の釣行にぴったりの色合いです。
歩きやすい里川。すでにいい魚は抜かれているようで、昨年のようなおいしい思いはできませんでした。
帰り道、杉林の一角にエンレイソウ(上写真)の小さな群生がありました。雑草みたいな然もない山野草ですが、光の加減や数次第ではとても映えて見えますね。
私たちと同じように春を待ちわびてた花々でしょうから、踏まないようにそっと避けて歩きました。
何度か移動を繰り返しますが釣果なし。
とっておきのポイントにも先行者ありでした。
カタクリ(上写真)も見頃です。
こんな小さな花も開花までに7〜8年かかるそうです。そういわれてみると、少しずつ花の咲く範囲が広がってきているような気もします。
解禁では何とか坊主を逃れることができました。
これからも季節を感じながら渓流散歩を楽しみたいと思います。
デンキチ通信
はじめさん、ありがとうございます!
毎年恒例となった秋田から届けられる春便り。
お陰様で、しっかりと春を満喫させて頂きました。
ご紹介頂いたエンレイソウは、目立つ花はなくとも、その嫋やかな形をした葉や陽光を浴びる朴訥とした姿に魅了されます。はじめさんのいう通りだ。
ご両人のリポートに目を通させて頂く度に、釣り人にとって渓流を歩く醍醐味は、美しい渓魚だけではないことが分かります。
この歳になると、目に優しい光景が一番沁みますね(笑)。
お二人共に、公私に慌ただしい時節だと思います。
どうか体調に留意してお過ごしください。そして、美しい自然が残る秋田の渓を安全に闊歩されますよう、心から願っております。
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