デンキチの木片小魚物語3

Sprout Lures の製作記録と喜怒哀楽日記

意欲を掻き立たせてくれる刺激

 ようやく年怒末山を超えました(安堵)。

 この時節は、締め始まりが混在するので、公私に渡って慌ただしくなるものです。しかも、季節の変わり目だから体調も崩し易いですしね…。

 それが故に、ひと山越えた後の解放感たるや!

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国道286号沿いで見つけた春(4月10日)

 今春に関しては、新しい一歩を踏み出す次男坊の準備も加わり、私の頭の中では、常に狂想曲が鳴り響いていましから(病気?)。

 しかし、これまでも綴ってきましたが、”こいつ”ばかりは、扶養家族(老若問わず)がいる間の大切なお役目なわけでして(観念)。

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国道沿いの桜並木。

 幼き頃には親に面倒をみてもらい、そして立場が逆転する時を経た後に、自分もまた誰かに面倒を見てもらうことになるのですから…。

 それもまた人の世の常と云いますか、人生の絢といいますか…本当に有難い人生経験をさせてもらっていると思う今日この頃です。 

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国道に沿って流れる碁石川。仕事じゃなければ…。

 ともあれ「春の狂騒」毎年の事ですからね…。

 仕事の方は、この時節の戦法「先の先」をとる格好で動いてきたので、大きなトラブルもなく、淡々とやり過ごすことができました。

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国道の歩道に咲く水仙

 「先の先」があるのなら「後の先」もあるだろう…という話になるのですが、この時節ばかりは「後の先」では怖いんですよね。

 特に、期限・期日がある事柄や、自身が未熟・不慣れな事柄に対して「後の先」という戦法で臨むのは、余りにもリスクが高すぎるのです。そもそも、「後の先」失敗した時の代償は、通常の比ではないですからね…。

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 ともあれ、今春の主役となった次男坊も、去る8日から始業しましたし(入学式は延期)、翌9日には実力テストを受けてきたとの事。

 因みに、週明けには校内テストもあるようなので、コロナ渦に振り回されながらも、とりあえず順調にスタートを切ったと解釈してよいのかな(笑)。

 もはや、新入生という生ぬるい立場は、速攻で霧散している模様。まぁ、高校の3年間なんて「あっという間」ですから…。

 まぁ、”そんな感じ”で良いのでしょう(微笑)。 

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 おっと、前置きが長くなりましたね。

 これもまた、年怒末の副作用と思ってお許しください。  

 という事で、ひとつの大きな分節を越えたことですし、この親父次男共々リセットして頑張っていこうと思います。

意欲を掻き立たせてくれる刺激

 年怒末の終焉と共に、オフ・シーズンのルアー製作も一段落し、コレクション記事用の写真を撮影し終え、暫時”酩酊の時”を過ごしておりました(笑)。

 こうしたタイミングは、製作意欲減退している場合が多く、次作の予定なんぞ忘却の彼方に置き去っていることが常でして…。

 そんな折に、刺激的な画像が届いたのです。 

1:オホーツクからの刺激

 先月末だったでしょうか。北海道のSLFAメンバーゆっきーさんから鹿角を使って工作をしている旨のLINEが届きました。 

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 そして昨晩(9日)ですよ…。

 更に強い刺激が届いたのです(笑)。

 中でもシフト・ノブには降参しました(白旗)。

 既に、インスタネットの柄ハンガー(洋服掛け)なども手掛けておられていましたが、このシフト・ノブはかなりイケてますよぉ。

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 釣りを趣味にされてきたゆっきーさんならではの工作っぷりに感服しておりました。(ナットに合わせた加工は大変だったはず。)

 この後、斧・鉈の柄に加工するとの事でしたので、それらの完成も楽しみにしております!怪我しないように頑張ってね!

2:刺激を受けた反応は早々に

 という事で、酩酊を堪能していた私も、オホーツクからの刺激を受けて、そそくさと重い腰をあげることになったというわけです。

 にしても、酩酊の時というのは儚く過ぎますな。

  で…ですよ。新年度の開口一番に相応しいミノーは無いかと思案した結果、ランドロック・サクラマス用のミノーを手掛けることにしました。 

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 拙ミノーの中で、ランドロック用を目論むモデルは都合5種類ありますが、その中で最も形になっているのが Flecha と Arco-twin の2モデルです。

 双方共に、マイナーチェンジを繰り返している(気分次第のマイナーチェンジ)こともありますが、そうしたもっともらしい理由以上に「作らないと手が忘れてしまう」といった悲しい実態があったり(苦笑)。

 だから、年に一度は手掛けるように仕向けています。

 今オフは、横浮ミノー Ballesta(バリエスタ) も暫定的(本来はリップレス化を目指す)ではありますが完成に漕ぎつけましたし…。

 後は、休止状態にあるジグミノー Bayoneta(バジョネッタ・下リンク先を参照) が前進すれば、Lake-ist カルテットが構築できるので、もうひと頑張りが必要です。

 今シーズン中に、何某かのきっかけを得たいところですね。

 そのためにも、フィールドに立つことは勿論ですが、一見して関係ないと思われる事柄からも微細な刺激を感受していきたいと考えています(微笑)。